401k相談

2021/3/31 水曜日

401k、iDeCo

制度を上手に活用することが大切です(企業型401k)。

「確定給付年金」とは文字通り、将来給付される金額が確定している年金制度で、多くの企業が導入しています。企業が契約した会社や設立した基金が、掛け金を運用して収益を上げ給付金を準備する、というのが大まかな仕組みです。 ただ、バブル崩壊などによって運用実績が悪くなり、積立額が不足してしまうケースが増えてきました。その場合、企業が掛け金を追加しなければならず、制度を解散するケースも出てきました。

そこで2001年より「確定拠出年金」が開始されました。これも文字通り、掛け金として拠出する金額が確定している年金制度です。

掛け金は企業が拠出しますが、運用は自分で行わなければならず、増えた減ったは自己責任となります。 会社で研修用のビデオを見せられた後に分厚い資料とDVDを手渡され、「運用先を決めてください」 と言われても、すぐに決められるものではありません。

これから会社で制度が導入される人も、制度はすでに導入されているけど運用先をきちんと決めなかった人も、一度運用先をしっかりと考える必要があります。

会社に制度がない人、自営業の人は自分で加入(iDeCo)。

iDeCo

企業型401kは企業が掛け金を負担しますが、個人型401k(iDeCo)は自分で掛け金を拠出することになります。掛け金は全額所得控除の対象となります。自分の将来のために運用をしつつ、税金の軽減にもなることを考えればお得な制度といえます。 ただし、積み立てたお金は原則として60歳まで引き出すことができませんので、掛け金を決める際は注意が必要です。引き出せないのは企業型も同様となります。

放っておくと大きな差が。

運用先を考えた上で決めた場合とそうでない場合とでは、20年・30年後に大きな差になって現れてきます。 また、定期的に運用状況を確認し、場合によっては運用先や投資比率の変更を検討する必要があります。 また、これから始めようと検討している人は、できることなら「始めるなら早く、続けるなら長く」おこなったほうが、時間を味方につけて自分のための資金を準備することができます。  

ご相談の流れ(401k相談)

401k相談

制度の説明

はじめに、確定拠出年金(401k)制度の概要をお話します。

必要資金の算出

退職後にどのような生活を送りたいのかを考え、そのために必要となる金額を試算します。

準備済・準備予定額の算出

公的年金・退職金見込額・個人年金など、準備済の額や準備予定の額を試算します。

目標額、運用期間、掛け金の確認

必要資金から準備済資金を差し引き、目標額を決めます。月々の掛け金を確認し、目標額のうち401kで準備する額を決めます。

資産運用講座

資産運用を行うにあたっての考え方を、資料等を使いながら確認していきます。※投資経験などによって知識に個人差がありますので、 中には省略する項目があります。

目標収益率・投資比率の設定

目標とする金額を準備するには、 年平均何%程度で運用していけば良いかを確認します。

具体的商品の選択

そのためにはどんな商品で準備したら良いかを考えます。

最終的なプランの作成

複数のパターンを考え、比較をしながら それぞれに合った最適な形を作っていきます。

・ご相談料金:22,000円(税込)