ライフプランは「絵に描いた餅」

ライフプランソフトを
HPで公開して18年になりますが、

私は、ライフプランを考えることや、
ライフプランを作成することは、

「絵に描いた餅」

だと思っています。

同じお考えの方もいると思いますし、

「今さら何を言ってるんだ?」

という方もいると思いますが、

例えば、収入ひとつを考えてみても、

「このままの水準で定年までいったら」
「毎年●%ずつ手取りが増えたら」
「年金が65歳から夫婦で○○万円もらえたら」

など、

いまの時点で決まっていない、

空想の金額を入力して
作っていくわけです。

ほかにも、
「支出・教育資金・住宅・運用・老後」

など、この先わからないことを
あれこれ考えながら作っていくので、

5年後、10年後に
プランどおりにいくかというと
そんなことはありません。

「絵に描いた餅」に意味は無いのか?

実際に、以前ライフプランを
作成したお客様とお会いすると、

当時作ったライフプランと
まったく同じ生活を送っている方は
一人もいらっしゃいません。

良いほうに変わっている方もいれば、
悪いほうに変わっている方もいますが、

お話の中で出るのは、

「あの時、作っておいて良かった」

ということです。

当時描いた餅を、

「おいしく食べられてます」
「ちょっと物足りないです」

などが確認ができる、

「あの時は、こんな暮らし方を考えていたんだ」

と、今と当時の考え方の変化を
確認できる、

ということが大きな理由です。

一度ライフプランを
作っただけでは、まさに

「絵に描いた餅」

になってしまいますが、

数年ごとに作成していけば、

その餅もだんだん
おいしそうに見えてきて、

もしかしたら、そのうち本当に
食べられるようになるかもしれません。

絵に描いた餅を
本当に食べられるかどうかは、

あなた次第!