「ライフプラン」という言葉をいつ頃知りましたか?
ここ10年くらいで、
「ライフプラン」という言葉が
だいぶ世の中的に認知されてきた
感じがしています。
このコラムをお読みの方にとっては
あたり前の言葉かもしれませんが、
そもそもこの言葉自体を知らない方が
まだまだ多いのです。
ライフプランという考え方が
日本に入ってきたのは、
NPO法人日本FP協会が設立された
1987年あたり、
1980年代後半だと
言われていたりいなかったり。
それ以前は、
ライフプランを考えなくても
何とかなっていたのかもしれません。
また、ライフプランという言葉はなくても、
頭の中で計画を立てながら
生活をされていた方が
多かったのかもしれません。
1980年代は定期預金の金利が6%台、
郵便局の養老保険に10年預けておくと
10年で倍になった時代。
私の母親のような専業主婦の方も
資産を大きく増やせる時代でした。
それが1990年代に入り
金利が徐々に低下、
その後、現在に至るまで
長い期間、低金利が続いています。
その間、「金融ビッグバン」
と呼ばれる金融改革によって、
「貯蓄から投資へ」
というスローガンが
掲げられたり、
銀行・証券・保険業界の垣根が
低くなったり、
年金制度改革や
確定拠出年金、NISAの導入が行われるなど、
私たちの暮らしや将来に関係する制度が
改革や変貌を遂げてきました。
このような制度も、
自分ごととして考えて
使っていかないと意味がありませんが、
実際に使う前の下準備として
プランや計画を試算できるのが、
ライフプランソフトなのかなと
思っています。
ご自身やご家族の今後を考えていく時に
ライフプランソフトを使ってもらえれば
うれしいです。