2010年4月29日配信「家計の管理は支出の管理から
【住宅(ローン)編その3】」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010.4.29━
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「家計の管理は支出の管理から【住宅(ローン)編その3】」
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こんにちは、FP EYE ファイナンシャルプランナーの澤田です。
前回は、住宅ローンについて、実際に相談を受けた、
「変動金利で返済をしてはいけない」ケース
をご紹介しました。
●前回のメルマガ
「家計の管理は支出の管理から【住宅(ローン)編その2】」
http://www.sawada-fp.com/mailma/20100420.html
今回は、前回とは逆に、
「変動金利で返済しても大丈夫」
なケースの相談事例をご紹介します。
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【1.住宅(ローン)について(その3)】
~金利が上がっても‥‥~
今回も実際にあった相談事例から。
会社の役員をされているMさんから、
「一戸建てを購入したいので、その前に住宅ローンを
どのように組んだら良いか相談したいんですけど」
と連絡がありました。
Mさんからは、はじめに生命保険のご相談をいただき、
その後、お子様が産まれたので積立・資産形成のご相談をいただきました。
購入予定物件は、土地(2,500万円)と建物(3,500万円)合わせて約6,000万円、
自己資金は1,500万円、4,500万円を借入の予定です。
Mさんは当時45歳、遅くても65歳までには完済をしたいというお話。
今後の収支を試算したところ、
自己資金を払った後の資産残高は約800万円となりましたが、
毎月の収入が手取りで65万円・ボーナスが年間200万円ほどあるため、
今後のキャッシュフロー表に大きな問題はありませんでした。
当時のフラット35(返済期間20年以下)の金利は2.8%程度、
某金融機関の変動金利は、優遇金利で1.175%。
毎月の返済額は25万円程度を予定していたMさん、
固定金利で返済していっても特に問題はなかったのですが、
ここでおおまかに試算をしてみました。
変動金利で返済していき、毎年0.2%づつ金利が上がり返済額が増えていった場合、
返済総額は変動金利と固定金利どちらが多くなるのか?
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※実際は変動金利で返済した場合、金利は半年ごとに見直され、
金利が上昇しても5年間は返済額が変わりませんが、
返済額のうち、利息の占める割合が増えることになります。
金利が上昇した場合、実際の返済では、
それだけ元本の返済が遅れることになります。
場合によっては「未払利息」が発生したり、返済期間が延びるなど、
返済計画が変わってしまう場合もあります。
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金利が上がっていた場合、どのくらい返済額が増えていくのか、
どれくらい金利が上がったら返済総額が固定金利に追いつくのか、
イメージをしてもらうために試算をしています。
このケースの場合、どちらが返済額が多くなると思いますか?
毎年0.2%づつ上昇をしていったら、いつかは固定金利の利率に追いつきますよね。
ちなみに最終的な金利は5.175%になります。
試算をした結果、変動で金利が上昇していった場合のほうが、
返済総額が160万円以上少なくなりました。
借入金額・返済期間・金利差・毎年の上昇利率によって結果は違ってきますが、
変動金利の返済総額が固定金利の返済総額に追いつく、
「おおまかな」損益分岐点を計算することができます。
Mさんの場合返済余力が高く、試算では繰上返済をしていけば10年で返済を
終わらせることができました。金利が上昇した場合にもある程度リスクを回避できます。
年間100万円程度は繰上返済が可能だということだったので、
このような方の場合は、変動金利で返済をしていっても大きな問題は無いと思います。
変動金利で返済していっても良いという方は、
・10年程度で完済できる方
・急激な金利上昇時には一括返済または大半を繰上返済できる方
・固定金利との組み合わせなど、ローンの一部に変動金利を活用する方
が、あてはまるのではないかと思います。
Mさんと色々な試算をしながらお話をしたところ、
「それでも金利が上がった時が心配だから、
固定と変動を組み合わせた返済方法がいい」
ということになりました。
これから住宅ローンを組む場合、
または、すでに組んでいる場合にも、
「どれくらいまでなら金利が上がっても返済可能なのか?」
ということを確認してくださいね。
次回は、今回のMさん、
・毎年繰上返済をしたほうがいいのか
・10年後に一括返済をするのか、
どちらがおトクなのかを悩んでいましたので、
住宅ローン減税の効果も踏まえてどちらが良いのかを
比較したお話をしたいと思います。
ではまた次回!
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